今回は、光熱費削減効果が高いと人気のエコキュートについて、その中でも年々認知度が高くなっているコロナ製のエコキュートの特徴をご紹介したいと思います。

給湯器と言えば、ガス給湯器が広く普及している日本ですが、最近では電気をエネルギー源とした給湯器のエコキュートの人気が急上昇しています。エコキュートは、ガス給湯器とは異なり、貯湯タンクに予めお湯を貯め置きしておくシステムとなっているため、電気代が安い深夜帯の電力を利用して効率よく給湯コストを削減できるなど、家計に優しい給湯器として人気なのです。さらに最近では、家庭で使用するエネルギーを全て電気に統一するオール電化住宅も増加していることから、エコキュートの需要は今後もさらに高くなると予想されているのです。

このような状況から、最近ではエコキュートの開発・販売を手掛けるメーカーも増加しており、パナソニックや三菱電機など、世界的に有名な企業なども参入しています。エコキュートの機種選びをするときには、こういった有名メーカーが目についてしまうのですが、実はメーカーとしての知名度が劣るコロナも非常に高性能なエコキュートの販売を行っているのです。

そこで今回は、コロナが販売する現行最新モデルのエコキュートの特徴をご紹介したいと思います。

コロナってどんなエコキュートメーカー?

エコキュートを販売する企業には、パナソニックや三菱電機、東芝や日立と、世界的にも有名な家電メーカーがあります。コロナというメーカー名を聞いても、「初めて聞いたメーカーだ…」などと、メーカーの知名度の低さから、漠然とした不安を感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、このコロナという企業は、エコキュートを世界で最初に開発したメーカーであり、2001年に初めてエコキュートの販売を開始したのもコロナなのです。翌年には、省エネ大賞の経済産業大臣賞が授与されるなど、非常に高い技術力を持った企業なのです。

コロナのエコキュート国内シェアは第4位

前述しているように、近年のエコキュートの人気の高さから、そうそうたる家電メーカーが開発に参入しています。そのため、多くの方はパナソニックや東芝、日立などの有名メーカーのエコキュートが売れていると考えていることでしょう。

しかし、家電全体で考えると少しマイナーなイメージを持たれることが多いコロナですが、エコキュートの国内シェアに関しては日本第4位の主力メーカーの立場を築いているのです。現在のエコキュートのシェアは、「パナソニック⇒三菱電機⇒ダイキン」と続き、なんとコロナは東芝や日立などの超有名企業よりも高い国内シェアを持った信頼できるエコキュートなのです。

2019年最新モデルの新機能は?

2019年に販売開始されたコロナの最新現行モデルのエコキュートには、さまざまな新機能が搭載されています。特に、コロナのエコキュートは、高齢者の方でも安心して入浴ができるよう、入浴事故を予防するためのサポート機能が非常に充実しています。

ここでは、2019年モデルから新機能として登場したいくつかの機能をご紹介しておきます。

  • 湯上りタイマー機能
    コロナのエコキュートは、安全な入浴を実現するため『入浴お知らせ機能』が搭載されています。2019年モデルからは、そこに湯上りタイマー機能が追加されています。この機能は、長湯によるのぼせ防止をサポートする機能となっており、浴槽に人が入ると自動的にタイマーが作動するのです。そして、入浴後10分経過すると光と音で長湯の注意を行い、その後も5分おきに入浴時間を知らせてくれます。さらに、入浴中に居眠りなどで事故が発生しないよう、入浴者の動きが少ない場合には、台所リモコンに光や音で知らせる安全機能も付いています。
  • 浴室モニター機能
    これも安全な入浴を実現するための新機能です。この機能は、台所リモコンから入浴状態を確認できる機能です。例えば、浴室に人がいる・いないや浴槽に入っている・いないを判別し、それを台所リモコンで確認が可能です。さらに、入浴経過時間に加え、入室時刻を表示させるなど、いつもと違う入浴状況があれば、それを家族に気付かせるサポート機能にもなるのです。
  • ソーラーモードを搭載
    これは、太陽光発電を導入しているご家庭で、HEMSを導入していない場合でも、太陽光パネルで発電した電力でエコキュートを運転させ、エネルギーの自家消費につなげることができる機能となります。

参考:コロナ最新モデルプレスリリースより

コロナ製エコキュートの基本情報

最後に、コロナ製エコキュートのラインナップや保証など、コロナ製品の基本情報を簡単にご紹介しておきましょう。

どのメーカーでも同じなのですが、エコキュートにはメーカー内で決められているグレードやタイプが存在しています。コロナ製のエコキュートは、プレミアム、ハイグレード、スタンダードの3つのシリーズに分類されています。プレミアムタイプのエコキュートは、業界トップクラスの年間給湯保温効率4.0となっており、非常に経済的に利用できるうえ、さまざまな快適機能が搭載されています。ハイグレードタイプは、便利機能などに変わりはないのですが、年間給湯保温効率が少しだけ下がっています。しかし、ハイグレードタイプには、基本となる角型タイプ以外にも薄型で設置スペースがあまりとれないご家庭でも導入しやすくなるなどのメリットがあります。

スタンダードタイプは、セミオートタイプや給湯専用タイプのエコキュートがあるなど、導入コストを抑えたい方にオススメです。

コロナ製エコキュートの保証について

コロナ製のエコキュートの保証期間は、設置から2年間となっています。ただし、コンプレッサー・熱交換器は3年間、缶体は5年間の保証となっています。

また、有償保証に関しては、5年、8年、10年が用意されています。

まとめ

今回は、コロナ製のエコキュートについて、最新現行モデルの特徴などをご紹介してきました。エコキュートは、電気でお湯を沸かす給湯システムとなっており、非常に高い光熱費削減効果を持つことや、ガス給湯器などよりも環境負荷の少ない給湯器として、年々人気が高くなっています。

エコキュートの人気が高くなるにつれて、エコキュートの開発・販売に参入するメーカーも増加しており、現在ではそうそうたる有名メーカーがエコキュートの販売を行っているのです。こういった住宅設備に関しては、有名メーカーのものほど機能が高いと考えている方も多いかもしれませんが、エコキュートに関しては決してそのようなことはないのです。実際に、近年のエコキュート市場では、ダイキンやコロナなど、少しマイナーな部類に入るメーカーのエコキュートが、非常に高性能だということが認識され始めており、国内シェアの多くを占めるに至っているのです。弊社に頂くお問い合わせでも、コロナのエコキュートはトップクラスの人気を誇っていますので、自信を持ってオススメ出来るメーカーと言えます。

コロナ製のエコキュートは、入浴事故予防にかなり力を入れていますので、小さなお子様や高齢者がいるご家庭には最適だと思います。

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